DRM最新事情

DRMを維持することは、将来不可能となると思います。

2012年6月、著作権法が改正され、音声及び映像をダウンロードする行為やDRM技術を施したDVDやゲームソフトのリッピングの違法化されました。

 

これは通称ダウンロード禁止法案と呼ばれています。

 

音楽産業、映像産業、コンピューターソフト産業、ゲーム産業などのソフト産業にとって、音楽CD、映像DVDやBD、ゲームソフトなどには膨大な開発費をかけています。

それが、現在では簡単にコピーできるソフトが有償無償で出回っており、ソフト産業側が新たなDRM技術でコピーを防止しても、すぐさまコピー防止破りソフトやリッピングソフトが開発され、あっという間に世界中に広まります。

 

また、本来は禁止されているはずの音楽や映像やソフトのアップロードも世界中で頻繁に行なわれ、アップロードされた著作権法に抵触する情報ばかりを集め、ダウンロードできるサイトが世界中にあります。

 

これでは、いくらDRMが必要と声高に叫んでも、取り締まるのは不可能です。

 

実際、ダウンロード禁止法が施行されてから1年の間に、音楽のダウンロード配信が20%以上も減少し、CDやDVDの売上げも減ったと報じられました。

 

一方、スマホのコンプガチャという課金制度で急激に業績を伸ばした会社もあります。

 

このように業界もDRMにこだわらず、コピーだけでは入手できないような付加価値をCDやDVDに特典でつけるようにすれば、売上げを食い止めることができるはずです。

 

AKB48のCDに投票権や握手権をつけたのは、これからのDRM戦略を考えるうえで、とても参考となる手法だと思います。

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